ひとつの喜び

ここ最近天気が悪い。明日も天気が悪そうなので先ほど雨の中を走ってきた。半袖短パンで雨に濡れながら走った。真冬の深夜なので風が冷たい。雨に濡れながら走るのは一見大変そうに見える。しかし、そうでもない。本人は喜んでいる。雨に濡れた手がかじかみもするがそれも快感。

はたから見ると大変そうだが本人はそれほど苦しいとは思っていない、というのは結構よくあるのではないか。昨日のマラソンの福士もそうなのだろう。何度も転びつつ、よろよろになってゴールにたどり着いた。最後に転んだときは照れくささもあるのだろうが笑ってもいた。

つらいこと困難なことに立ち向かうとき、困難を克服していく自分に喜びを感じるなら、目の前の困難も喜びの材料になる。

数ヶ月前に総理大臣の職を最悪のタイミング放り投げた人がいたが、あれは最悪の反面教師。リーダーの下に人はついていく。一国のリーダーが困難に耐えられず職責を放り投げたら国民のやる気は大いにそがれる。美しい国どころではない。

季節は入学試験シーズンの真っただ中。受験生にとっては大変なとき。苦しんだらよいではないか。しかし、苦しみながらもそこに喜びを感じられたらよい。困難に向かい合う自分、困難に負けない自分、困難に喜びを感じる自分、そして成長していく自分。つらい勉強をひとつの喜びに変えこの入学試験を乗り越えよう。

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