不正選挙 おめでとう(最終章)

3月2日午前9時半、ブログの書き込みでパソコンに向かっていると、ガラス戸をトントンと叩く音が聞こえる。

「伊波さん、伊波さん、出てきてください。宮里です」

自称選挙管理委員の一人がガラス戸越しに私に呼びかけている。

私「私はあなたに用はないですが」

表に出て、再度いう。

私「私はあなたに用はないですが」

委員「お前に用がなくても、俺にはあんだよ。こっちに来い」

道路へ出て、二人は面と向き合う。

私「今日は、言葉が乱暴だね」

委員「当たり前だろう。お前のおかげでこっちがどれだけ迷惑しているか分かっているのか、コノヤロー」

と言ってどついてくる。私の胸を何度もどつき、最後は生け垣やブロック塀を背にした私の胸倉を押して動けなくする。逃れるのだが、生け垣やブロック塀などの場所を変えてしばらくそれが何度か続く。複数の近隣住民が見ている前で、それをやる。

塀や壁に押し付けられるのを逃れて壁のない広い所に移動して、少しは落ち着つかせて話をする。

委員「お前はブログで俺たちのことを書いているだろう。あのブログを全部消せ!お前がブログに書いていることで俺たちがどれだけ迷惑しているか分かっているのか。ブログに書いていることを全部消せ!そして三原区公民館に来て、区長やみんなに謝れ!」

私は首を横に振る。何か言われるたびに、ただ首を横を振る。何度も何度も首を横に振る。そして、一言添える。「あなたに答える言葉は、もったいない。首を振るだけでいい」

議論では感情が高ぶり大声になることもあるのだが、こういった本当に喧嘩すれすれの場面では至って平穏な自分である。ニコニコ笑って対応する。冷笑の笑いを相手が気づいているかは知らないが。いずれにせよ、冷静さは、いさかいがこじれない最良の方策である。

相手が引き留めるのを無視して、家に向かう。

委員「おい、どこにいく。戻ってこい」

私「どこに行こうが勝手だろう」

家の中に入り携帯電話を取り、また表にでる。

委員「その携帯電話をよこせ、俺が叩き割ってやる」

パシャパシャと暴言を吐く相手の写真を数枚撮り、また家の中に逃げ込む。そして、警察に110番をかける。

30分後、向かいの犬が吠えているので外に出た。3台のパトカーが到着している。

相手と私からの事情聴取を一通り終えた警察官が私に話しかける。

警察官「相手は暴行の事実を認めています。近所の二人にも警察署まで同行してもらえますか」

私「近所の人に迷惑はかけられません」

警察官「近所の二人に同行して頂かないと、逮捕はできませんよ。彼を逮捕するつもりで今日はここに来ているんです。彼を逮捕しないでいいんですか」

私「逮捕はしないでいいです。ただ、今後このようなことが起こらないように警察で対処してください」

警察官「では今回は、彼に厳重注意ということでよいですね」

私「はい、それでよいです。ただ、今後、事態が悪化するときはそのときは逮捕してください」

警察官「はい、わかりました。おたくも問題が悪化しないように気を配り、身の安全は十分に気をつけてくださいね」

私「はい、そうします。今日はどうも有難うございました」

<小集落の、さらに細かい小集落。大半が親族だけで構成されている本当に小さな集落。警察沙汰の起こることのない平穏な地域に、3台のパトカーが急行している。かつて起こったことのない一大事。近隣住民の平穏な生活が今後も保たれていくことが、私も含めた住民みんなの共通の願いである。>
 


追記①(再度暴行)

最初の暴行の次の日、午後1時、委員が来訪、「ブログをまた投稿したな、全部消せ」という。住居不法侵入を訴え退去させる。

同日、午後5時、委員が再度来訪、ブログを消せという。住居不法侵入を訴え退去させようとするが出ていかない。出ていかせようと委員の背中を軽く押すと、委員が振り向きざまに私の腹を拳で殴った。その後、委員は暴行を受けたと警察に通報、私も殴られたと警察に通報。

警察が着くまで、外で口論。委員の暴言がひどいので、「明日あなたに上げるプレゼントを今日上げるね」と彼に言い、家の中のパソコンに向かう。そして、投稿待ちの『不正選挙(最終章)※この時点で追記①②はなし』を投稿。外の委員に投稿した旨を伝える。しばらく家に待機して外に出ると、委員の車が消えている。ブログの新規投稿を読み、逮捕を恐れて逃げた。自分で警察を呼んでおきながら、その場から逃走した。
 


追記②(暴行の背後に三原区事務所)

最初の暴行の日(3月2日)、委員(加害者)と私(被害者)が事件現場で警察の事情聴取を受けていたとき、徒歩3分の集会場『志根垣クラブ』の前に区長・会計係・元区長が集まり、事態の推移を見守っていたのが確認されている。

区長には委員の任命責任があるので、こんな暴力事件のあとは、加害者の委員に自重するようしかるべき指示が出されるべきである。それなのに、次の日に再度、委員の暴力事件が発生。区長は委員に暴力を控えるよう適切な指示を出したのか疑問である。いやむしろ、委員に暴力を煽ったのは区長なのではないか。

二度目の暴力後の口論で、「この暴力は区長や三原区事務所の指示なのか」と委員に聞くと、「え?・・・」と言ったまま返答がない。想定外の面食らう質問だったのだろう。単独でなら全責任が委員本人に、区長の指示なら委員の責任は軽くなる。三原区事務所が、私のブログを消させるために、私の言論を封殺するために、委員に暴力の指示を出した可能性は大いにある。指示か煽ったかは別に、委員の暴力には三原区事務所が深く関与しているのではないか。
 

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