ブッシュ元大統領、裁判3日目その1

以下は次の記事からの翻訳引用である。
https://realrawnews.com/2021/12/george-w-bush-military-tribunal-day-3-part-i/

クランドル少将は金曜日の進行を、ディック・チェイニーからジョージ・W・ブッシュ宛の2001年6月の手書きメモを読むことから始めた。筆跡鑑定の専門家がその文も署名もチェイニーによるものであると立証したと、彼は陪審団に言った。

「火曜日の話し合いで、仲介者に連絡が着いた。価格が適切なら、彼らは乗ってくるだろう。彼らは大金を欲しがっている。長い目でみれば、それは大した金額ではない。前金で半分、やってあと半分だ。ニューヨークかワシントンで近いうち一緒に昼食を取ろう」とクランドル少将は読み上げた。

思っていた通りに、ブッシュの弁護士のデイビッド・アウフハウザーは手紙が本物であるかを争ってきた。彼は、20年以上前の一枚の紙切れをJAG(海軍法務総監)がどのようにして魔法のように入手したかを知りたがった。そして、そのメッセージはあまりにも漠然としているので、正気で知的な人なら誰もそれが犯罪を意図しているとは思わないと主張した。

アウフハウザーは汗をかいていた。額の汗をぬぐうその様子は、明らかに自信を失っているように見えた。彼のこの日の出だしは、良い調子ではなかった。法廷が始まる前に、彼はクランドル少将に、電子情報の法廷捜査官によって金曜日に証拠として提出されたマイクロカセットが本物であると確証されたことを認めて、またそのテープの声がラムズフェルドとブッシュとチェイニーのものであることを認めた。

アウフハウザーはそのメモの紙片をみて「読みにくい字だ」と言った。

「あなたのクライアントは証拠の隠滅が得意ではないようだね」とクランドル少将は言った。「これはブッシュのクローフォード牧場の他の証拠の中から見つかったものだ。いいかい、この委員会はチェイニーが9/11の全部の計画を立てたと考えている。ブッシュにはその計画を立てる頭脳はない。チェイニーを捕まえるまで全部が明らかにはならないが、いずれ彼は捕まる。しかし、ブッシュは最終権力者であり、そして彼は自分の権力を乱用してこの国と世界で戦争を行った。陪審団の皆さん(あなたではないよアウフハウザーさん)、どの証拠が正当なものか決めてください。あなた方はテープを全部聞くことができる。この陪審団にはその権利がある」とクランドル少将は言った。

彼はテープの再生を再開した。

チェイニー:「あなたは、今はあまり何も知らない。むしろその方が良い。あとで関係を否認できる。ジョージ、あなたは私のすることを信任するだけでよい」

ラムズフェルド:「ここは、多方面から考えないといけない。私は、消えた2.3兆ドルについて説明する役割もそれがどこに行ったのかを説明する役割も嫌だね」

チェイニー:「私たちは何も説明しなくてよい」

ブッシュ:「君の外国の友人がへまをしたらどうなるんだ、ディック?どんな計画でも多くの失敗が起こりうる。これが失敗したときにお尻を噛まれるのは嫌だね」

チェイニー:「私に任せてくれ。私はすべての予期せぬ事態に備えて計画を練った。もしちょっとした手違いの支障があっても、私たちはその仕事を終えるために小さなボヤの火事を使うことができて、それで覆い隠せる。それはクリントンが96年にやったのとほとんど変わりない」

チェイニーは1996年に何が起こったかを突っ込んで説明しなかったが、我々Real Raw Newsは、その年の6月に墜落したトランスワールド航空800便のことだと思っている。

ブッシュ:「わかったよ、ディック、任せるよ」

クランドル少将はテープの再生を止めて、法廷を昼食後まで休廷にした。

(RRNは12月13日の月曜日の法廷の残り半分を、12月15日の晩に発表する)

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