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米百俵の教え

戊辰戦争に敗れ極度な窮乏に陥っていた長岡藩は支藩三根山藩から米百俵の救援を受けた。大参事小林虎三郎は米百俵を売却し学校設立の基金にするという。生活に苦しむ藩士たちはその政策に抗議するが虎三郎は「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあ...
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読みかけの小説

まだ半分が残っている読みかけの小説。最後まで読めるかな・・・ふと思う。散らかった部屋を片づける。当たり前のように過ぎていく時間に有意性を与えるのは人間は有限な存在であるという自覚である。有限でありながら無限を求める。有限が無限を認識すること...
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慰霊の日について

昨日は慰霊の日だった。沖縄戦で亡くなられた多くの方々の御霊に合掌。多くの尊い命が国家という圧倒的力の下で当然のことのように奪われていった戦争、投げ捨てることを強制された戦争。客観的に国力を見極める能力をもたず、精神論だけで戦争が勝てると考え...
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鈍感力か・・敏感力か

2、3年前のある日、竹輪(ちくわ)を食べたら体中が痒くなった。原因は竹輪かと思い4、5回ぐらい試しに食べるのだがやはりその都度痒くなる。これがアレルギーかと初めて知った。1週間ほど前、ついうっかり竹輪を少しだけまた食べてしまった。次の日から...
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迷い猫

小さな猫が家に迷い込んできた。足元がまだおぼつかない。手で触れようとすると「ハー!」と息を吐いて威嚇する。人間というものに慣れていないようだ。猫部屋のガラス戸を開け中に入ろうとすると一目散に逃げていく。色々なガラクタが押し込まれている倉庫が...
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新学年

卒業生・卒塾生を送り出し新たな生徒を迎える4月、今年はどんな生徒たちがこの塾に入ってくるのだろう。気持ちの新しい生徒、自分を高めようと決断をした生徒、将来を思い描いて走り出す生徒、ひとりひとりの生徒のみずみずしい思いに想像をめぐらす。教室の...
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食欲と知識欲

食べ物にはあまりうるさくない方である。出されたものは何でも食べる。しかし、あまりまずい料理は食べるのに一苦労だ。残すこともある。料理がまずいと食欲がわかず、生きるための栄養補給がうまくいかない。やはり、おいしい料理がよい。いくらでも食べたく...
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多忙な日々

生活の隅々をふさいていく忙しさ。時間の隅々に予定が入り込み、睡眠時間も減り、頭と体をフル稼働していないと諸事がこなされない状況になり、ある意味ほっとする。受験生にはこの時期よく言っている。「1,2ヶ月は短いだろう、時間を惜しんで勉強しなさい...
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交わり

「塾長、あのさぁ、今日の先生よー、勉強はわかりやすいんだけどさぁ、何か話しにくい」「勉強がわかりやすいんだったらいいさー」「あの先生あまり話しないんだのにぃ、何かやりにくい」「そのうち慣れてくるよー」「そーだったらいいんだけどさぁ」(ん~・...
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漢字300回

「宿題やってきた?」「わすれたぁ~」「やったけど家に忘れたぁ~」あれほど言ったのにまたやってきていない。これはもう許せない。やってこない生徒は授業後、居残りで漢字を300回書いてもらうことにする。言い訳はなしだ。どうも人間というものは罰がな...
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