「恵庭OL殺人事件」(その6)

2021年4月12日、大越美奈子さんの再審請求を最高裁は受け付けないと決定した。https://news.yahoo.co.jp/articles/7b5cda521e1bad3cf439403c3182c79b9ad5390e

最高裁は特別抗告の審議に2年半以上費やしたが、今回も科学的判断を一切示さず、単に「法令違反、事実誤認の主張であって」特別抗告の理由に当たらないとして再審開始を退けた。新証拠の評価も示さなかった。

4月15日に札幌市内で開いた記者会見で、21年間この事件に関わってきた伊東秀子弁護士は「最高裁としての任務を放棄している」と無念を滲ませた。第3次再審請求は本人の意向を踏まえて決めるという。大越さんは弁護団を通じて、「私は無実。冤罪を晴らしたいという気持ちは失っていない」とコメントしている。


日本の司法では無罪判決は絶対に許されないのだろう。無罪判決は刑事事件の0.01%しかない。「疑わしきは罰せず」の刑事裁判の大原則は存在しない。罪のない人々が国家や役人の保身のために罰せられていく。

次の動画は、同事件の公判内容と疑問点を描いている。

動画https://www.youtube.com/watch?v=2-0DWxfZvQM&list=PLV5ZbEGMr6UUcrrt67XTYPh3mJ6MzgsqY&index=3

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