先生との相性

2ヶ月ほど前、久しぶりに靴を買った。2足で4千円。実際に使ってみると、サイズはいつもと同じなのにどうも足にピッタリ合わない。履きごこちがよくない。これは困ったと思ったのだが無理して履き続けることにした。

履き続けて2ヶ月、靴が自分の足になじんできた。靴が自分に合わせてくれたのか、自分が靴に合わせたのか、たぶんその両方なのだろう。やっと自分の靴と思えるようになってきた。あと1,2年は使っていくのだろう。

先生と生徒の相性ではどうでしょう。ときおり生徒の側から先生と相性が合わないと相談があったりします。対処の仕方としては、生徒と先生の双方が工夫して慣れていくのも一つのやり方ですし、先生を交代するのもまた一つのやり方です。

先生の教え方、話しかけ方、気質、雰囲気などもろもろが生徒との相性に関わってきます。しかし、いつも基本になるのは一個人としての生徒に対する理解です。個人指導の大きなメリットは、生徒の状況に対する理解に基づいて生徒に合った学習指導・学習環境を提供できることです。

生徒と先生の相性が合わないということは生徒の理解に基づく効果的な学習指導・学習環境の提供ができていないということです。早急な担当教師の学習指導法の改善、ときには教師の交代が必要になってきます。生徒と先生の間だけでなく、各教室の責任者やセンター本部を含めた効果的でスムーズな相談体制が絶えず求められています。

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