クスクェー

風呂に入っていたら、誰かがボイラー消した。体が冷えたまま風呂から出たら、少し体調が変。おとといから少し風邪気味である。のどの痛みはとれたが、くしゃみと咳がときどき出る。

ところで、沖縄では「くしゃみ」をすると魂が抜けるといわれている。しかし、「クスクェー」というと、魂が抜けないのだという。「クスクェー」とは「糞食らえ」という意味である。意味はきたないが、親切心からのことばである。誰かがくしゃみをすると、そばの人が「クスクェー」という。魂が抜けないように誰かがいってくれる。

「くしゃみ」の語源を調べてみた。「糞食め(くそはめ)」が音便化して「くしゃみ」になったようである。どうやら「クスクェー」は「くしゃみ」の語源と関連しており古い日本語から派生したようである。

最近は「クスクェー」をあまり聞かなくなった。使わなければことばが消えていく、文化が消えていく。沖縄の文化が文字だけでしか残っていないというのは何とも寂しい。「クスクェー」も残っていてもらいたい。「くしゃみ」のあとに「クスクェー」、絶妙なタイミングが面白い。残っていてもいいんじゃない。消え行くことばが訴える。

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