ホームレス少女

拾った新聞で
字を覚えた
ホームレス少女
の物語

表紙のキャッチコピーが目をひく。先日、短歌の本を買った。

鳥居と名乗る少女は、虐待され、不登校になり、ホームレスになるなど、過酷な環境で生きてきた。

小学校中退で、字は拾った新聞で覚えた。彼女は短歌を作ることに自分の居場所をみつけた。短歌を作って自分を表現することが、彼女の生きる支えとなった。

彼女は、短歌との出会いがあって死の瀬戸際から救い出された経験から、今、死にたいほど辛い人には、短歌と出会って自殺を踏みとどまってほしいと願っている。

母親が目の前で自殺、友人が目の前で自殺、そして、彼女自身も生きることの辛さに何度も自殺を考えてきた。生きることが辛かったら短歌を読むとよい。多くの人が短歌を読むとよい。彼女は、自分を支えてくれた短歌をより多くの人に知ってもらおうと活動を広げている。虐待からの心的外傷をいまだ背負いつつ。

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