頭をスッキリさせようと、三ツ矢サイダーを買って飲んだ。喉がヒリヒリする。風邪気味のようだ。五分の一も飲めない。風邪気味の喉には、炭酸飲料は刺激が強すぎるようだ。

「できていない」など、ちょっとした一言が人を傷つけることがある。このくらいのことでと思うのだが、当の本人は傷ついている。

風邪気味の喉が炭酸飲料を痛がるように、人の心もそれぞれに痛みを感じる。

喉が、何でもない炭酸飲料を痛がる。心が、何でもなんでもないことばに傷つく。喉の痛さが、人の心の痛さを教えてくれる。

ちょっとした体の不調が、独りよがりな自分自身を反省に導く。体の不調も、また「師」である。

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