あいさつ

授業が終わって生徒が帰るとき、「有難うございました。」の一言が聞こえると先生方は嬉しい気持ちになります。自分の授業から生徒が有意義なものを受けとってくれたのが嬉しいのです。

先生方はできる限りいい授業をしようと努力しているのですが、教え方でここは良くなかった、これでは生徒が分かりにくかったのではないか、とかいろいろと反省するところも出てきます。そんなときでも生徒から「有難うございました。」と言われると、こんな授業で有難うと言われて生徒に申し訳ない、この次からはもっといい授業をしなくてはという気持ちになります。

「こんにちは。」「さようなら。」「お疲れ様。」、 お互いの気軽な言葉ですが、実はとても大きな意味を持っています。雰囲気、空気、人間関係、はちょっとしたことで流れが変わるものです。挨拶というとても便利な手段があるのですから、それを使わないのはもったいないことです。

塾や家庭教師は勉強を教えるのが主な役割ではありますが、生徒に挨拶という基本的な礼儀作法は教えたいものです。挨拶が習慣化することによって生徒の基本的な社会性を育むだけでなく、お互いに声をかけ合う人間関係、雰囲気が学習指導そのものをよりスムーズで効果的なものにしてくれるでしょう。

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