筋書き

「ミサイルを沖縄の先島諸島、フィリピン方面に向けて発射してくれ」と日本政府から北朝鮮に依頼すると、日本と同じようにアメリカの傀儡である北朝鮮はすぐに了承する。今年の北朝鮮は食糧不足でもあり、日本からの金銭的援助も必要なのでなおさらである。これで、先島諸島に自衛隊の基地を強力に展開する理由づけができると日本政府はほくそ笑む。

そもそも北朝鮮は、アメリカに頼まれてアメリカの敵役を演じているのであり、その敵役があるからアメリカ軍は日本を含む東アジアでの基地の維持と軍事予算の確保が可能になる。そして、北朝鮮という敵役があるからアメリカの軍事産業は軍事予算から莫大な利益を得て、さらに日本の危機をあおることにより日本にPAC3やオスプレイなどの軍需品を法外な値段で大量に売ることができる。また、演じられた危機は軍事利権につながる日本の軍事産業・政治家・官僚をうるおす。

こういった筋書きは陰謀論といわれるものである。新聞やテレビなどのマスメディアとは違った視点での背景説明は、それはそれで論理的であり十分な説得力がある。

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