がん治療薬としてのイベルメクチン

「ivrmectin  cancer」と検索をいれるのだが、出てくるのはすべて学術論文ばかりである。googleが「ivermectin]の検索ワードを徹底して排除し「イベルメクチン」の情報にたどり着けなくしているようだ。日本語の「イベルメクチン 癌」は総崩れ。英文の学術論文だけが頼りである。それでも読み込んでいく。・・・あった。  

今年1月発表のイベルメクチンによる卵巣癌治療実験の記事を見つけた。結論部分を翻訳した。イベルメクチンはガンにも効くようである。以下は次の記事を基にしている。

The Anti-Cancer Effects of Anti-Parasite Drug Ivermectin in Ovarian Cancer
Ivermectin is an old, common, and classic anti-parasite drug, which has been found to have a broad-spectrum anti-cancer effect on multiple human cancers. This c...

3・実験結果と議論

この実験は卵巣癌細胞の処置で、イベルメクチンを使った場合と使わなかった場合の癌細胞の増殖の変化を計測したものである。どのタイプの細胞もイベルメクチンの量に比例して著しく癌細胞の増殖が抑制された。

これらのデータはイベルメクチンが十分に安全な薬であることを示している。二つ目に、イベルメクチンは時間に比例して顕著に卵巣癌細胞の増殖を抑制したこと確認された。三つ目に、イベルメクチンは時間に比例して細胞のコピーの構成を阻害したことが確認された。さらに次のことが分かった。10マイクロメートルでは効果的に卵巣癌細胞の増殖を抑制できなかったが、30マイクロメートルでは卵巣癌細胞を死滅させた。そして、20マイクロメートルは、卵巣癌細胞の成長と増殖を著しく抑制するのに適切な量であることが確認された。

古いのだが他に次のような記事が見つかった。

九州大学生体防御医学研究所の西尾美希助教、鈴木聡教授らの研究グループも、イベルメクチンが肝内胆管がんの治療薬となりうることを発見した。https://www.amed.go.jp/news/release_20151222-01.html

 

イベルメクチンは、ワクチン産業だけでなく癌治療産業にとっても目の上のたん瘤なのだろう。安価で効果的な治療薬は徹底して隠される。国民の健康ではなく、お金儲けが優先される国家の運営。大手製薬会社と行政・政治家のつながりで薬の承認が決まる。民主主義とは名ばかりである。

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