冷厳と寛大

とんでもない言葉に気分を害する。カチンとくる。

だけど、思い直す。何てかわいそうな人なんだろう。これからもきっとこうなんだろう。

怒ったら自分までかわいそうになるから、怒らない。そして、何も言わない。

かわいそうな人を相手に、本気で怒ることがあった。だが止めにする。何も言わない。

自分に厳しくする。すべてを自分で受け止める。そうと決めれば心が寛大になる。自分の心の根っ子には寛大がある。そして、その寛大はいかにも自分らしくて自然である。自分に厳しく人に優しく。これで、いこう。

代表者が寛大で会社運営が成り立つのかという疑問の声が聞こえてきそうだが、会社のシステムが十分に社員を厳しく評価しているので、それは問題ではない。会社のシステムが社員を冷徹に厳しく評価し、代表者が会社のシステムに生きた血を通わせていく。すると会社が生命を持つものとして自己発展・成長していく。これが方向性である。

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