名護市の官製談合、幽霊会社に実績無し

5月17日午前、名護市役所地域経済部観光課を訪問。2週間前と同じオープンスペースの会議席で課長・係長の職員2人と面談。

「過去3年間に㈱アウルスと㈱ハートスが名護市と交わした契約書はありましたか」

「ありませんでした」

「実績がないのに、なぜこの2社を指名入札に選んだんですか」

「それはこの2社が工事契約検査課によって入札指名名簿に登録されているからです」

「では、指名入札名簿への登録の権限は工事契約検査課が持っているんですね」

「はい、そうです」

「では、工事契約検査課の持っているこの2社を指名入札名簿に選んだ経緯を示す文書とこの2社を選んだ理由を示す根拠となる文書の開示を求めます。また、観光課のほうでは、さらに過去3年分、平成29年から令和元年までのこの2社と名護市の契約書があるか調べてその結果を開示して下さい」

その他に、ネオパークの気中開閉器の工事写真が前回は閲覧だけだったのが、今回は申請を「写し」に変えたので写真のコピーを受取れた。ところが、何か変、前回の写真と違う。前回は昼間の鮮明な写真だったのに今回のは夜間の写真である。なぜかと問うと、昼間はネオパークが運営中の為夜間しか工事が出来ないからだという。<最近工事をやったんだろう>

また、前回は写真に何の説明もついてなかったのに今回は一つ一つの写真に説明がついている。ただし、日付はない。日付のない写真は証拠にならない。おそらく、前回の写真は他の場所を映した偽物、そして今回は話のつじつまを合わせようとつい最近夜間に実際にネオパークで工事をやって、それがさも去年の花のイベントで実施されたものだとごまかしているのだと推察。やはり、気中開閉器の工事は行われていなかった。工事代金の854,260円は不正流用、どこに行った。


「R4・2・21工事完了」の手書きは私が付記


 

観光課での面談後、工事契約検査課と地域力推進課の2か所に行った。工事契約検査課には、㈱アウルアイと㈱ハートスを指名入札に登録した根拠を示す文書の開示を求めた。そして地域力推進課には、住民監査請求をしたいので、請求文書の提出とともに地域住民の声を直接届けたいのでその日取りを設定してほしいと要求した。

地域住民とは私が住む名護市三原区の住民のことであり、マッコウの里復興プロジェクトで名護市から三原区に支給された90万円の使途が不明であることを、三原区住民が名護市に再三にわたり訴えているのにそれがずっと無視されている。不正を示す明らかな証拠があるのに、なぜ名護市は動かないのか。

不正が蔓延し、不正を正す自浄作用が全くない名護市の行政は透明性と健全性に向けての大胆な改革が必須であり、そのためには手始めに情報公開と名護市民の意識の目覚めが切実に求められている。

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