一瞬の判断

雨の中を車で帰る途中、道路でバイクが転倒していた。少年が立ち上がってバイクを起こして、バイクを移動している途中であった。バイクと少年のすぐ近くに車を止め、ハザードランプを点滅させて、前後から来る車に危険を知らせていた。街灯がついてないので辺りは暗い。

車を対向車線に入れて前方を塞いで少年とバイクをガードしようかいま一つ躊躇していると、前のほうからかなりのスピードで車が走ってくる。スピードを全然緩めないので、少年とバイクに全く気づいていないようだ。危ないと思ったのだが、直前でスピードを緩めて止まった。

対向車線に車を入れるかどうかの一瞬の判断が、危険を防ぎ人命を守れるかの分かれ目になる。幸い、走ってきた車が直前で止まったからよかった。

一瞬の判断がすごく大切なときがある。考える時間はごくわずかである。あとで、あの判断は違っていたと思っても修正できない。普段から、日常のいろんな場面で、瞬時に適切に判断をする習慣と心構えが大切である。一瞬の適切な判断と行動ができなかった自分がそう思う。

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