教室の道路側の草があっという間に伸びている。十分な水と太陽の光で、梅雨明けの草は伸び放題に伸びている。

今日は午前中から草刈をした。道路側の草をもう少しで刈り終わるというところで、右手の小指に鈍い痛み。鎌の刃でグサッと小指の第二関節の甲をえぐってしまった。見ると切れ目がけっこう深い。出てくる血を口で吸って飲んでいるのだが切りがない。血はどんどん出てくる。

舐めていても血はとまらないので、別の方法を考える。車の中から輪ゴムを探し出して、それを小指の根元に巻いた。出血が少しずつ減っていき、しばらくすると完全に止まった。

駐車場まで草刈りの範囲を広げるつもりだったが、草刈はここまでだ。輪ゴムを巻いた小指は30分もするとしびれて痛くなって青黒くなるので、30分おきに輪ゴムを緩めて小指全体に血を巡らせる。血が巡って赤みを帯び始めたらまた輪ゴムをきつく締める。そんなことをしながら、草刈以外の残りの作業をこなしていく。小指の一本ぐらい怪我しても、けっこう仕事はできるものだ。仕事のし始めに指を切り、指に輪ゴムを巻いて3、4時間ほど仕事をしてきたのだが、小指の傷に目をやると血の塊で傷口が黒ずんでいる。

家に帰って、消毒用アルコールを小指の傷口に吹きつけると、ギャーと言いたくなる激しい痛み。しかも、その痛みがジーンとしばらく続いて止まらない。なんだこの痛みは、指を切ったときよりずっと痛いではないか。痛みが治まったところで、また恐る恐るアルコールを吹きつけると今度は痛くない。これは何なんだ。痛点は特性として「慣れ」というのがないので、2度目に吹きつけたときにほとんど痛みがないのはそれ相応の理由があるのだろう。人体の不思議、あとでネットで調べてみよう。

作業後で、体全体に汗をかいているので、ひと風呂浴びようと浴室に入った。小指を見ると、また血が出ているではないか。先ほどアルコール消毒後に絆創膏を小指に巻いたのだが、絆創膏の横からどんどん血が出てきて止まらない。鮮血が風呂場のフロアーに滴っている。血を流しながら風呂に入ろうと開き直る。

風呂を上がり、すぐにパソコンの前に座る。ネット検索で、「左利き用 鎌」と入力する。amazonで左利き用の小鎌が974円で売られている。クリックしてすぐに購入手続きを済ました。2、3日後には届くのだろう。左利き用の鎌は、農作業を生業としない自分には一生物の道具である。届くはずの左利き用の鎌を使って、これからは右手を切らないで草刈をしていこう。右手を切ってからそう思う。

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