アベノマスク

「先生、このマスク換えてくれない。ここに小さいシミがある」

「あ、ほんとだね。では、別のものに換えようね」

2009年の新型インフルエンザの流行時に、大量のガーゼマスクを大きな段ボールで買った。それがたくさん余っていたので生徒に上げたのだが、11年も経つとそろそろ傷んでくるのだろうか。2、3年前までは大丈夫だったのだが。

 

5%の国民にはすでに配られている「アベノマスク」、不良品が大量に報告されているようである。シミ、虫、カビ・・。ネットに出ている不良品マスクの写真を見ると状態はかなりひどい。https://mainichi.jp/articles/20200421/k00/00m/010/292000c

塾で段ボールのままで11年間保管していても、直径1ミリ足らずのシミが一個だけ一部のマスクにときおり見られる程度である。「アベノマスク」の不良品は、いったい何年間どんな衛生状態で倉庫に眠っていたのだろうか。

業者が長年抱える大量の在庫を含めて、一世帯に2枚づつ配るということか。商品価値はないのに466億円・・・不良在庫だとかなりピンハネさねるだろう。ピンハネされたお金はどこに行く。パンデミックのなかでも利権が動く。「ユースビオ」という実体のない幽霊会社も関わっているらしい。まだ間にあう。利権がらみで品質管理も不安な「アベノマスク」はすぐに中止し、その466億円は本当に必要な人や困っている人に回せばよい。

最近は街角の商店に、「マスク売ります」の張り紙をよく見かける。パンデミックを収束させた中国から、マスクが入り始めたのである。「アベノマスク」はもう不要である。WHOが言うようにガーゼマスクに感染防止の効果はなく、また直接口にあてるものなに衛生面の不安もある。使わないほうが良い。

それと、安倍政権は政権批判をしている人の住所を特定してコロナウイルスのついたマスクを配布することは絶対にない。ましてや炭疽菌のついたマスクを配布することもない。それはネットに出回る陰謀論である。それでも衛生面の不安があるので、やはり「アベノマスク」は開封ぜず中身に手を触れずに捨てたほうがよいだろう。

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