断食・減食を始めて60日が経過した。水だけの7日間の断食を経て、その後は摂取カロリーを1日900前後に抑えている。一日一食が、今では体に完全になじんでいる。
空腹を感じることも時々あるのだが、いつの間に忘れるぐらいである。少なくとも空腹感で苦しむことはない。
今日は、ズボンのベルトを1.5cmほど切り取って短くした。合計で6cmぐらいは短くなっている。体はまだ痩せ続けているのだろうか。体重計がないのでわからない。
週2回の筋トレをしているので、筋肉と筋力は落ちてはいない。落ちているのは脂肪である。お腹の脂肪がとれたので、割れた腹筋が現れた。着衣では結構痩せて見えるのだが、服をとるとボクサーのような体つきだ。痩せてはいても筋肉はしっかりとついている。
もともと体の不調はほとんどなかったので、一日一食にして何かが治ったという感覚はない。ただ、精神状態はすこぶる良い。一日3、4時間しか寝ていなくても頭はスッキリしている。飽食で仕事中でも眠くなった以前とは大違いである。眠気覚ましで毎日飲んでいたコカコーラも今は必要ない。
それと、不思議なこともある。頭髪が増えてきたのである。たった二ヶ月間で、はっきりと髪の毛が増えてきたとわかる。市販の増毛剤の効果は知らないが、断食や減食でも毛が増える。しかも、お金を使わず、顕著に。空腹がサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)を活性化させ、髪の毛を若返らせるようである。
この2ヶ月、例年になく気温が上がらず、時折寒さを感じるほどの不思議な初夏である。ときおり無用心に体を冷やして風邪をひくかと心配するのだが、全くひかない。食べる量を減らすと抵抗力が落ちそうだが、そうではない。むしろ病気知らずになり病気のほうが逃げていく。
キーボードを打ちながら、脇には体温計をはさんでいたのだが、はずして表示を見てみる。・・・朝で36.2℃か。36.5℃はほしいのだが・・。もうちょっと筋トレを頑張る。
コメント