ゲイツ、裁判1日目

今回は、ゲイツの裁判1日目である。

以下は、次の記事からの翻訳引用である。https://realrawnews.com/2021/08/bill-gates-military-tribunal-day-1/

アメリカ海軍法務総監のハニンク中将は、今後数日間続く裁判の冒頭からビル・ゲイツを激しく糾弾した。月曜日の午前9時、軍事警察によってゲイツはグアンタナモのデルタ収容所から法廷に連れ出された。そこでは、ハニンク中将と3人の陪審団がゲイツが着くのを待っていた。ゲイツ側の弁護士はデイビッド・バルアルテで、彼はかつて公正と国際法を守るNGO組織で働いており、2009年にはグアンタナモに収容されていたジハードの釈放のためにロビー活動をしていた。

ハニンク中将は、最初、ゲイツのジェフリー・エプスタインとの関係について追及し、またゲイツがワイオミング州に所有する農場の地下の隠れ家から運営する児童密売買組織との関係について追及した。彼は、ゲイツの国中の邸宅・建物から押収したパソコンやSDカードからのビデオや写真を陪審団に見せた。

一つの不愉快なビデオは、ゲイツとエプスタインが、どのように第三国からの子どもたちを誘拐してより高い値段で売れるかを謀議している場面を映していた。

「エルサルバドルでは、たくさん誘拐できる」とビデオに映るゲイツは言った。

「それは違う、今は、色の白くない子供たちは市場であまり売れないんだ。ヒラリー・クリントンでさえ、そういうのは望まない。白人か白人に見える子供たちが金になるんだよ」とエプスタインは言った。

ビデオの中で、ビル・ゲイツはクスクスと笑い、にやにやしていた。「子供たちは、以前やったようにここで手に入れよう。そのやり方なら、だれも私たちに気づかないし安全だ」とゲイツは言った。

ハニンク中将は、ゲイツの弁護士に「あなたの弁護する被告人は、これを見て何か言いたいことがありますか」と聞いた。

ゲイツは体を傾けてバルアルテ弁護士の耳元に何かをささやいた。

「それはロールプレイだ。ビルとジェフリーは友だちだったんだ。エプスタインはたくさんの友だちがいたが、ビルはただその一人であった。そして、このビデオは二人の男がいくつかのロールプレイをしているに過ぎないのだが、軍はそれを大げさに取り扱って、被告人を見覚えのない壮大な犯罪の陰謀に巻き込もうとしている。ビル・ゲイツは地球上にまれに見る賢い人間の一人である。もし彼が子供たちを誘拐しようと計画したら、その計画をビデオテープに残すと思いますか」とバルアルテ弁護士は言った。

「被告人は、ナルシストで誇大妄想家である」とハニンク中将はそれに返答した。そして、軍がゲイツのコンピューターから取り出して解読しプリントアウトした資料の用紙を陪審団に見せた。

その用紙には、65人の名前が書かれていた。その65人の名前は、国中の国立公園で不可解に行方不明になった子供たちの名前と一致していた。それぞれの名前の横には25万ドルから300万ドルの間で値段が書かれていた。そして、年齢と髪の色・目の色が書かれていた。もっとも幼いのは4歳で、誘拐時の年齢と思われる。

「国立公園内で子供たちが行方不明になっていることは、秘密でもなんでもない。ゲイツ氏は人道主義者で子供の福祉に関心を持っている。あなた方は、本当に被告人が屋外での熱心な慈善活動家ではなく、子供たちを盗むために外を歩き回っていたと思うんですか」とバルアルテ弁護士は反論した。

「もし彼が高貴で、人道主義の使命を持っているのなら、なぜそれぞれの子供に値段がついているのですか?私はゲイツ自身が国立公園のグランドテトンズやヨセミテをハイキングで歩き回ったとは思わない。しかし、誰かが彼のためにやったのだろう」とハニンク中将は言った。

彼が手元のリモートコントロールのボタンを押すと、天井から大きなビデオスクリーンが下りて来た。そして間もなく、ゲイツと仲たがいした元妻のメリンダがスクリーンに現れた。彼女は自分の名前と被告人との関係を述べて、また真実の証言をすることで寛大な取り扱いを受けるという交換条件を受け入れたことを認めた。

いつも穏やかに話すゲイツが、突然椅子から立ち上がりスクリーンに向かって手錠のかかった手首を振った。

「打算づくの尻軽女め」ゲイツはつい口をもらした。「皆さんは、この女の言うことは何一つ信じてはいけない」

ハニンク中将は、軍事警察が彼を制止する前に彼を落ち着かせなさいとバルアルテ弁護士に指示した。

「メリンダ・アン・フレンチ」とハニンク中将はメリンダを彼女の結婚前の旧姓で呼んだ。「あなたは、2017年の8月14日に、あなたの元夫が国内外から子供たちを誘拐したことを自慢していたのを聞きましたか?」

彼女はそうだと言いい、さらに、「また、他にも何回か聞いたわ」と付け加えた。

「彼は、はっきりと、このことをあなたに言ったんですか?」とハニンク中将は尋ねた。

「彼ははっきり言ったわ。彼は声を出して笑い、気味悪くにやにやしながら、彼と彼の仲間が誘拐した子供たちの数をほのめかしていたわ」と彼女は答えた。

「そして、彼は今までにその数字を言いましたか」

「いいえ、だけど、数千人とまではいかなくても、間違いなく数百人はいたはずよ」

「ところで、あなたはこのことを暴露しようと思ったことはありませんか?」

私は裕福な生活を送ってきました。だけど、もしこの秘密を私がもらしたら、私の豊かな生活は取り上げられると彼は私を脅したわ。そのときは、私を殺すと彼は言ったわ」とメリンダは言った。

「今日ここで聞いたことを、慎重に判断してください」とハニンク中将は陪審団に言った。裁判1日目が終わった。

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