気にしない

カッターの刃先がボロボロになったので、刃を取り替えた。刃先があまりに鋭いので大丈夫かなと心配していたのだが、案の定、手の平を切った。ボロボロの刃だと扱いに少々失敗しても怪我をすることはない。だから、結構雑にそのカッターを扱っていた。細かい作業は通常雑なのが性に合っている。刃が少しボロボロになるまでは注意が必要である。

鋭い切れ味が必ずしも良いとは限らない。少しぐらいボロボロの方が良い時もある。

中部の高校生が部活の顧問の過度な指導・責で自殺に追い込まれた。生徒を自殺に追い込むほどの顧問の指導は問題であり、学校側・教育委員会側はその非を認めている。今後の適切な対応と対策が求められる。

ところで、世の中には、相手の立場に立った配慮をせず無理難題を押しつける輩は結構いる。政治家のトップがそうではないか。

私たち一般市民は、ある一面でもっと鈍感になった方がよい。鈍感になることで自分の精神を守ることができる。名前は知らないが〇〇君は繊細過ぎた。もっといい加減でよかった。たかが先生の言うことではないか。気にしなければよかったのに。

世の中は「気にしない」で切り抜けられることは結構多い。しかし、多感な高校生にはなかなかそれが難しい。顧問の先生の適切な配慮は不可欠であった。

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