国立研究開発法人 日本医療研究開発機構が新型コロナウイルスの感染を増強する抗体を発見ーCOVID-19の重症化に関与する可能性ー
大阪大学の[微生物病研究所の免疫化学分野]の荒瀬尚(あらせひさし)教授の研究チームが2121年5月24日に新型コロナに関する画期的発見を公表しています。
タイトル
“An infectivity-enhancing site on the SARS-CoV-2 spike protein targeted by antibodies”
「新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の感染増強部位が抗体の標的になる」
素人ながらに明らかに読み取れることを拾い出してみた。まず、冒頭の研究成果のポイントより
抗体には二種類がある。一つは感染を防ぐ中和抗体、もう一つは感染を増強させる抗体(感染増強抗体)である。新型コロナウイルスに感染すると、この二つの抗体が産出される。そして、重症患者は感染増強抗体の産出量が多いことが判明した。
研究成果のポイントの6項目の後半に、重要な部分を見つけた。「また、本研究成果は、感染増強抗体の産生を誘導しないワクチンの開発に対しても重要である」とある。これは非常に大きな意味がある。感染増強抗体の産生を誘導しないワクチンはまだ開発されていないことになる。現在の段階では、ワクチン接種によって感染増強抗体の産生は避けられないということを意味する。
それから、後半部分の「本研究の考察と意義」の第5項目と第7項目には、信じがたい考察が記されている。
第5項目
・非感染者において低レベルの感染増強抗体を持っている人が明らかになった。既に感染増強抗体を持っている人では、感染やワクチンの接種で感染増強抗体の産生が高まる可能性が考えられる。
これの意味するところは、非感染者で既に感染増強抗体を持っている人は、ワクチン接種により重症患者になる可能性が高いことになる。
第7項目
・感染増強抗体の認識部位は現行のワクチン抗原にも含まれている。従って、感染増強抗体の産生を誘導しないワクチン抗原を開発することが望ましい。本研究で明らかになった感染増強抗体の認識部位を改変することで、感染増強抗体の産生を誘導しないワクチン開発が可能になると期待される。
このように考察が結論付けられると悲惨としか言いようがない。最後に、「感染増強抗体の産生を誘導しないワクチン開発が可能になると期待される」とある。今あるのは、感染増強抗体の産生を誘導するワクチンだけである。使えるワクチンはまだ開発されていない。
ワクチンを使えば使うほど、重症患者が増える。インドで火葬する場所がなくなるほど死人がでた異常事態は、それが原因なのだろう。つまり、ワクチンの接種が原因で感染者が増えて死亡者が増えた。
今回書き込んだブログの内容は、医療や生物学・免疫学などの専門領域の素人が、理解できる範囲で意味をくみ取ったものである。しかし、素人の解釈なので素人にむしろ理解されやすいかもしれない。
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