「宿題やってきた?」
「わすれたぁ~」
「やったけど家に忘れたぁ~」
あれほど言ったのにまたやってきていない。これはもう許せない。やってこない生徒は授業後、居残りで漢字を300回書いてもらうことにする。言い訳はなしだ。
どうも人間というものは罰がないとなかなか動かない。そのときは生徒はいやがるのだが、いずれ喜んでくれればそれでいい。そのときどきの生徒の機嫌を気にし過ぎてはいけない。大切なのは信念をもって指導すること。
生徒の良いところを見つけてほめて上げる、そして悪いところは叱る。ところが、この「叱る」というのがなかなか難しい。それなりの技術と心構えが必要だ。
生徒によってはこの「叱る」がまったく意味をなさないときがある。のれんに腕押しとはこのことかと思う。しかし、くじけない。先生方も百戦練磨、あなた方に負けてはいられない。漢字300回書いてもらうゾ!どうだ、まいったか。
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