帰るため車に乗り込む。サイドブレーキに手をかけると小指がピリッと痛む。シートを背にして体をひねると脇腹が痛い。右ひざもヒリヒリ。今日もけっこう大変だった。
引き倒す。引きずる。ひざを抗議市民の胴体にあてて拘束する。これでは怪我もする。
復帰前の1969年に、祖国復帰協議会会長の喜屋武真栄さん(後に参議院議員を5期)が国会の公聴会で次のように発言した。
「沖縄同胞の心情を人ごとと思わず、小指の痛みは全身の痛みと感じ取ってください。」
あのときのままではないか。小指の痛みがそこで止まっている。今、どれだけの人間が小指の痛みを全身の痛みと感じ取れているのか。
沖縄は同胞なのか。
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