オスプレイのヘリパッド建設で揺れる東村高江に行ってきた。N1入り口の県道両サイドに物々しい数の機動隊員がいかめしく立ち並ぶ。
端っこ側は機動隊員の数がまだ少ない。この辺りから登ってみる。
登っている途中で、機動隊に制止されて引き倒される。
N1裏口に行ってみる。ここにも機動隊がいる。アルソックの警備員と防衛省職員がガードしている。
小さなテントとワゴン車が見える。糸数さんは数年前から一人でここに寝泊りしてN1の裏口を守ってきた。
座っている右端が糸数さんである。衆議院議員の真島省三さんと田村貴昭さん(左から)もテントに来ていた。
真島さんと田村さん、そして沖縄タイムスの記者さんに同行してN1裏の道に入ってみた。
当局側との鉢合わせを危惧して他の人たちは引き返した。自分ひとり進んでいく。
ほとんどが木々の生い茂る小道なのだが、途中ここだけ周りの視界が開けている。少しホッとする。
倒木が道をふさぐように倒れてそのままである。
測量業者の機材があちこちに置かれている。ここが測量の拠点なのだろう。小道から横にさらに小さい道が分岐している。歩き初めて2、30分は経過しているので約1キロは歩いているだろう。それなら、この辺りがN1ヘリパッドの着陸帯なのかもしれない。
さらに2、30m行くと、草木が広い範囲で刈り込まれている。
さらにもうちょっと行くと、道が狭くなってきた。
とうとう、道が草木で完全に覆われてしまった。ハブに咬まれないか心配なので、もうこれ以上は進めない。途中で道が崩落していると聞いていたが、たぶんここなのだろう。引き返すことにする。
テントに戻ってみると、沖縄タイムスの記者さんがまだ残っていた。一人で進んだままなかなか帰ってこないので、捕まって拘束されたのかと心配していたのだという。
テントの席で、息を切らしながら思う。
この森と命を壊してはいけない。
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