風評被害

去年東北地方を襲った3・11は天災なのか人災なのか。あれは人災だ。しかし、マスコミはそれを追求しない。対米従属はいつまで続くのか。

それはさておき、原発事故は、いまだに東北地方に大きな風評被害をもたらしている。農産物の1次産品、2次産品が売れない。観光客が来ない。商品が放射能に汚染されていないと数値で示しても、東北産というだけで売れない。

東北地方では、どれだけの企業が風評被害で倒産に追い込まれたのか。その責任はだれが取るのか。東電に押しつければそれでよいのか。

「うわさ」や「風評」はやっかいなものである。「うわさ」に尾びれがついて、面白おかしく広がっていく。話している当人は面白がっていて、被害を受ける側の立場を知らない。話が面白ければよいのである。

「うわさ」は圧倒的に強大なパワーで押し寄せてくる。「うわさ」を味方にできていれば企業運営は順調にいくが、「うわさ」が味方でないときは企業運営に危機がせまる。

この確かな現実は、あらゆる企業に共通している。塾もまたしかり。生徒を味方にすれば、「うわさ」も味方になる。企業運営の原点に目をすえる。

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