2月28日、名護市三原区事務所を訪問して区長に会う。
区長「伊波さん、遅いじゃないですか。午前9時の約束なのに9時1分・・・1分遅れていますよ」
私「すみません」
そこまで几帳面なら三原区の運営も公平・公正にきちんとやればいいものを、些細なことについてはこだわる。
選挙についての質問をすると、それは選挙管理委員会が返答することで私は答える立場にないと言い、ほとんどの質問に回答が得られない。
私「公文書公開請求をしたいので、その用紙をもらえますか」
区長「そのような言い方では出せません。もっと丁寧にいいなさい」
私「公文書公開請求をお願いしたいので、その用紙を頂くことはできないでしょうか」
区長「それならできます。ですけど今日は渡せません。後日、来てください」
投票用紙のサンプルを見たいのだが、どうしても見せようとしない。請求書を出しても、後日の区政委員会で否決し、結局は見せないと決まっている。
私「では、うかがいます。今回の投票用紙は印刷業者に頼んだんですか」
区長「そのような予算は組んでいないので、事務所内のコピー機で作っているはずです」
私「投票用紙はプラスチックではなく、普通の紙で作られているんですね」
ここまで書いたところで、入り口のガラス戸をトントンと叩く音がする。選挙管理委員の一人の来訪である(資格要件を満たしていない委員である)。「表に出てきなさい」というので「私はあなたに用はないのだが」というと「お前に用がなくても、俺にはあんだよ」と言葉が乱暴である。その後、3台のパトカーがかけつける緊急事態が起こるのだが、それは以降の章で詳述する。
パトカーが駆けつけるトラブルから3時間が経過して、再び書き始めている。
私「投票用紙は普通の紙なんですね」
区長「はい、普通の紙で作られていて折らないと投票箱には入らない大きさです」
私「では、投票箱を開けた時には折られていた投票用紙が全部開いていたことになりますよね。プラスチック製の普通の投票用紙は自然と開きます。しかし、紙製の投票用紙は自然に開くことはありません。おかしいんじゃないですか」
「それは、私は知りません。選挙の運営は私が関与することではありません。選挙管理委員会に聞いてください」
投票箱は、投票終了で箱が開けられる前に、すでに開けられていた。
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