「もしかして、質屋を知らない?」
「はい。」
「たとえば、5,000円を借りるために腕時計を質屋に預けて、1ヵ月後に利息の1,000円をつけて6,000円を払って腕時計を返してもらう。これが、質屋だよ。」
実体験がものをいう。学生時代によく利用していたので、すらすらと説明ができる。腕時計などの小さい質草(しちぐさ)は何ともないが、ラジカセなどの大きな質草は持っていくときに恥ずかしい。質草であるとすぐに分かるので。
中学生が質屋を知らないのは、健全なのかも。しかし、教養としては知っておくべき言葉である。
室町時代の「土倉」の説明のひとこま。
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