小氷河期

水道水で手を洗うと、氷水のように水が冷たい。凍えた両手をしばらくの間、電気ストーブにかざして温める。地球は温暖化しているはずなのに、何なのかこの寒さは。昨日は名護と久米島でみぞれ(雪)が観測され、久米島では39年ぶり、沖縄本島では初めてのことだという。

地球は10万年を周期として、9万年の氷河期と1万年の間氷期(温暖な期間)を繰り返しており、現在は間氷期が終わって氷河期に入ろうという時期なのだという。

さらに、マウンダー極小期という小氷河期が周期的に繰り返されており、前回は1645年から1715年の70年間がマウンダー極小期であり、イギリスやフランスなどの川や海岸が凍りつき農作物の生育にも大きな影響が出たのだという。マウンダー極小期は約370年周期で繰り返されており、今から14年後の2030年には地球はマウンダー極小期に入り、極寒の気候になるのだという。

太陽の黒点は太陽の活発な活動を表わしており、黒点の増加と減少は11年を周期に繰り返されているが、2013年の最盛期の時期に黒点が全く見らえれず、11年周期のリズムがくずれているらしい。そういえば、2年前の冬は周期では最も温かいはずなのに世界各地でかなり寒かった。

あと10年ほどすると、誰も地球温暖化を口にしなくなるともいわれている。なぜなら、そのときは地球は小氷河期の入口に差し掛かり、今とは比べられない寒い環境になっているからだという。

さて、我々の地球はほんとうに温暖化に向かっているのか、それとも小氷河期に向かっているのか、10年という時間が明らかにしてくれる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました