人を見て法を説く

46点、46点。予想問題の8回目、9回目の得点に少し驚く。こないだまでは20点しか取れなかったのに。10回の予想問題で総仕上げなので残りはあと1回分。

この生徒には宿題を出していない。宿題を出さないのだが、生徒は自分でどんどん課題をこなしていく。

その外に、予想問題の10回分をとっくにやり終えて、さらに問題がほしいと希望する生徒たち。どこまで、問題を用意したらいいのか。

宿題を出すと、それをこなすことで生徒は満足してしまう。それよりは、生徒がやりたいだけ問題を解かせたほうがよい。宿題の制限が無いので、生徒はいくらでも前に進む。そんな生徒もいる。

「人を見て法を説く」

生徒への語りかけも、いろいろである。

ここでは、法そのものが違うのかもしれない。生徒には、一人ひとりに合った勉強法がある。

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